カーペットなどのハイグリップ路面でBD11の性能をさらに引き出すアルミシャーシ。従来とと同形状のシャーシを使用し、低重心化がさらに促進されてコーナーリングスピードの向上やハイサイド防止など、数多くのメリットを生み出す仕様となります。メインシャーシ以外のコンポーネンツはBD11共通で、シャーシフレックスとATF(アクティブ・トップデッキ・フレックス)のバランスや、高剛性グラファイト製サスアームとの相性も楽しみな1台となります。
<SPEC 仕様>
■ センタードライブ レイアウト
■ アルミ製メインシャーシ&グラファイト製アッパーデッキ
■ 新型モーターマウント
■ グラファイト製 ロングサスアーム
■ 新型ダブルジョイント ユニバーサル
■ セパレート フロントショックタワー
■ ATF(アクティブ・トップデッキ・フレックス)
■ RTC(リヤ・トー・コントロール)サスペンション標準装備
■ ローマウント スタビライザー
フロントショックタワーは劇的な形状変更を果たしています。左右をセパレートすることでフロント周りにフレックス性を持たせ、マイルドな操作感に仕上がります。ハイグリップ路面などでの走行を想定した剛性を高めるパーツもリリース予定です。
特徴的なグラファイト製の高剛性ロングサスアームは、樹脂やアルミパーツとのハイブリッドで構成され、シャーシロールを減らしてコーナーリングスピードが向上。度重なるテストで耐久性も確認し、安心してコーナーを攻めることが可能です。
キット標準でRTC(リヤ・トー・コントロール)システムを装備しています。旋回スピードを高めながら、コーナー出口での立ち上がり加速を引き出すことができ、現代のレース用ツーリングカーには必須のアイテムとなっています。
シャーシのフレックス設定に合わせてアッパーデッキも新形状に。フロント側にはステフナーを併用することができ、路面状況に合わせて剛性バランスを調整可能です。
アッパーデッキリヤ側はポストで固定していますが、ベアリング保持と微細なクリアランス調整により、ピッチング剛性を維持しながら、ロールはしなやかに動く設定となっています。
アッパーデッキのリヤ側はOリングを挟み込んだローラーピン支持のATF(アクティブ・トップデッキ・フレックス)を独自設計。シャーシのねじれを最大限に引き出してリヤトラクションを高めています。Oリングの硬度変更やスペーサーなどに変更することで、旋回性能を自在に操ることができる重要なポイントとなります。
前後のショックアブソーバーもシャフトガイドが新設計になり、さらにスムーズな作動を獲得しています。