ドリフトミーティング Round-89 イベントレポート
DRIFT MEETING Round-89 -EVENT REPORT
5月7日、大阪府摂津市のラジコンショップMSTにある屋内カーペットコースにてドリフトミーティング Round- 89を開催いたしました。
イコールコンディションを期すため、レイアウトを改修。バンクを使用した逆走となり、立ち上がりでバンクを使いしっかり加速させ、しっかり振り出してアウト側に飛ばし、壁ギリに寄せて距離を伸ばす、そして振り返してまた壁ギリにという、今までには無いコースです。高い難易度ながらも、スタート前には参加者選手達もほぼ攻略出来ている様子。今回人数は過去最高の50名以上に増えたこともあり、スキルの高いドライバーが多く集まり、RWD、D1、そしてエキスパートの3クラスが開催されました。
エキスパートクラスでは終始もんも選手が高得点を出し続け、決勝もその勢いで優勝となりました。
RWDでは、序盤を引っ張ったのが関西の雄、きりん選手。高得点を並べ、安定感ある走りで審査員を唸らせます。チームヨコモ勢も追随し、同ポイントまでは出しましたが、セカンドポイントの差で及ばず、きりん選手が予選トップとなりました。予選後半では、地元以外の選手達も続々と決勝トーナメントに飛び込んできます。
追走トーナメントでは、各組で激しい追走が見られましたが、決勝戦は、きりん選手対ハヤト選手の関西、関東トップ同士での対決となりました。まずは先行のきりん選手に対して、ハヤト選手がビタビタの寄せでアドバンテージをとります。やり返したい、きりん選手の後追いでしたが、バンクでの立ち上がりが遅れ、先行に逃げられハヤト選手の勝利となりました。
D1クラスはワールドクラス認定者の選手を数名含むハイレベルな戦いとなり、参加選手のほぼ全員が90点台を出すという、4駆クラスもまだまだ熱いと感じる大会となりました。こちらもバンクの使い方が肝となり、やりすぎると流されてしまう等など、4駆にとっては更にハードルが高くなるレイアウト。短い距離での加速が求められるせいか、カキ率も大きなポイントになったようです。
予選トップはチームヨコモのしゅんすけ。鋭い走りと振りでラインをきっちりと取り切り最高得点を出します。それに続いたのは、関東から参加で今勢いのある若手、光選手が僅かの点差で二番手に。追走トーナメントでは、準決勝での光選手対大和選手の対決が、激しいサドンデスの応酬となりました。どちらも引かない対決が続き、最後には光選手の僅かなアンダーステアで大和選手が勝利しました。大和選手はその勢いのまま、チームヨコモのしゅんすけ選手をも下し、D1クラス初優勝となりました。