Professional Sports Radio Control Car Grand Prix レースレポート
Professional Sports Radio Control Car Grand Prix Race Report.
6月16日、17日の2日間にわたり、福岡県久留米市にある、K-Stadium(中村模型店)において、第一回目の開催となる、『Professional Sports Radio Control Car Grand Prix』 が開催されました。
このレースは、Perspective REの 野中氏が企画、実行委員長を務め、『模型業界以外の企業からの援助のみで開催し、他業種の企業とタッグを組みながら、スポーツとしてのRCレースを構築していきたい』 という、新しい試みで行われました。このレースの最大の特徴は、他のスポーツ同様に、好成績の選手に対し、賞金が出るところです。それもあってか、参加選手の皆さんの意気込みは並々ならぬものでした。
競技は、2クラス制で行われました。
1クラス目は、ツーリング シャーシにモーターはフリー、タイヤの回転数のみ3500rpm以下に規制された 『1/10 R3500クラス』 、もう1クラスは、同じくツーリング シャーシに13.5ターンを使用した『1/10 TC オープンクラス』 で行われ、約60台が熱いバトルを繰り広げました。
1/10 R3500 クラスの予選では、1周のベストタイム方式で行われ、松尾拓哉 選手がトップタイムを獲得。決勝では、池田宗一郎 選手が1ラウンド目と2ラウンド目でトップ ゴールを決めて優勝! 2位には跡部正徳 選手、3位に池亀 須 選手が入りました。上位3名は全員ヨコモ車を使用して表彰台を独占、更には5位の北島克展 選手、7位の韓国から参戦した Sun Jung 選手、9位の郷司山 一馬 選手、そして10位の福田竜也 選手もヨコモ車を使用し、トップ10にヨコモ車が7台入りました。
1/10 TC オープンクラスの予選は、5分間の周回レースで行われ、チームヨコモの山本涼介 選手が、30周5分1秒のトップタイムを出してポール ポジションを獲得、永島友吾 選手が5分2秒で2番手、池田宗一郎 選手が5分3秒で3番手となり、上位陣は1ミスで順位が入れ替わる接近戦となりました。そしてチームヨコモの後藤颯太 選手、広坂正美 選手、森田直也 選手も健闘し、予選4位、5位、8位に付けます。
決勝1ラウンド目では、山本 選手が先頭を譲らずにトップゴール。2ラウンド目は、山本 選手と永島 選手が大バトルを繰り広げた末、山本 選手が再びのトップゴールで優勝を決めました。総合2位は永島 選手。3位 池田宗一郎 選手となり、山本 選手と池田 選手はヨコモ BD-8を使用、そして4位に後藤颯太 選手、6位 広坂正美 選手、8位 森田 直也 選手、9位 北島克展 選手の6名がヨコモBD-8でトップ10入りしました!
『来年は更に盛り上げて開催したい』 とのことでしたので、今後のレースシーンの新しい展開に大きく期待したいと思います。
お世話になりました、野中様、スタッフの皆様、中村模型様に対し、厚く御礼申し上げます。 チームヨコモ