ヨコモ ドリフトミーティング Round-103 イベント レポート!
Yokomo Drift Meeting Round-103 Event Report.
9月15日と16日の2日間、谷田部アリーナにてヨコモ ドリフトミーティング Round-103を開催致しました。今回のエントリー台数も、前回のRound-100に引き続き、延べ200名越えの219名の参加となりました。
今回のコースは、富士スピードウェイ風レイアウトを採用。
以前も何度かこのレイアウトを再現してイベントを行いましたが、近年のマシン、ドライバーのレベルアップにより、非常にハイスピードバトルの争いが行われました。
デモ走行を担当してくれたのは、「TeamYOKOMO with RAUR」の光選手。来年から中学生になる事もあり、豪快さにクレバーさも追加された走りは世界トップクラス。今後もさらなる躍進が期待できる、チームヨコモの次期エースドライバーの1人です。
YDSの審査方法も年々変わってきており、最近では深いアングルでの振出しが高評価になります。今回はYDSの設定に新たに角度加点機能を加え採点を行いました。その為、迫力ある走りが機械でも高得点となる様になってきました。今後のYDSの進化にご期待下さい。
【決勝結果 DAY1】
エントリークラス:優勝 コーキ 選手・2位 JunJun 選手・3位 クニちゃん 選手
2日間の中で最初に行われるのが、DAY1のエントリークラス。優勝したコーキ選手は前回ラウンドからメキメキとスキルを上げついにエントリークラス優勝。決勝での走りも、スポーツクラスに遜色ない走りを披露しており、年末のスペシャルラウンドでも活躍を見せてくれること間違いなしです。
スポーツクラス:優勝 イチハラ 選手・2位 Knight 選手・3位 SHO 選手
AWD、RWD混走で行われるスポーツクラス。人気のクラスで、ここ最近回数を重ねるたびにエントリー数が増えてきています。レベルが近い選手が多い中でのルーレット審査の為、いかに自分のペースで走れるかが要求されます。その中でも表彰台3名は、他の選手に混ざることなく、非常にベストな状態で決勝戦を戦っていました。優勝はベテランのイチハラ選手となりました。
AWD エキスパート クラス:優勝 Gazzu-A 選手・2位 石ちゃん 選手・3位 D-Line 選手
韓国旋風は今回も吹き荒れました!今年の開幕戦から毎戦参加して頂いているチームKorea。毎回、各クラスの表彰台に立つ凄腕ドライバー達ですが、AWDエキスパートクラスでもその勢いは止まらず、1位にGazzu-A選手。3位にD-Line選手がはいりました。優勝したGazzu-A 選手は次回からD1クラスへのステップアップとなります。
RWD エキスパート クラス:優勝 ふくちゃん 選手・2位 ハヤセン 選手・3位 ヨシカツ 選手
D1クラスに上がるまでの最終試練となるRWDエキスパートクラス。当然このクラスのトップランカーはD1クラスと差の無い走りを披露します。とくに上位3名は90点台後半をマークし、優勝のふくちゃんは迫力ある飛込みで、100点オーバーの走りを決勝で魅せてくれました。2位、3位のハセヤン、ヨシカツ選手は勢いそのままに、DAY2のD1クラスの決勝トーナメントに進出となりました。
AWD ツインドリ クラス:優勝 KUZU & ヒカル 選手 (RAUR 千葉支部)・2位 ガースー & ハヤト 選手 (Team BLUE)・3位 Ko-san & Gazzu-A 選手 (YOKOMO DRIFT KOREA)
難易度の高いAWDツインドリクラス。高い車速の中で2台がシンクロさせなければならない為、予選中も接触やクラッシュが多く見受けられました。決勝はRAUR千葉支部 対TeamBLUEの一騎打ち! 結果は飛込みの距離とタイミングがバッチリ決まったRAUR千葉支部が僅か0.2点、2位との差をつけ優勝となりました。
RWD ツインドリ クラス:優勝 ふくちゃん & ヒカル 選手 (チーム YOKOMO かかってこいや!)・2位 セイヤ & ハヤト 選手 (Team BLUE)・3位 イツKI & なおっきー 選手 (ぶっつけタム仙組)
10組の参加があったRWDツインドリクラス。予選ではTeamエナジードリンクが101点という圧倒的なスコアを出し予選トップ。2位通過組に7点差という大差をつけました。しかし決勝では流れを掴みきれず、ミスを連発に表彰台に上がることはできませんでした。
RWD マスターズ クラス:優勝 ライフ 選手・2位 CK6 選手・3位 TN 選手
今回のRound-103から新設された、満45歳以上のドライバーのみが参加できるRWDマスターズクラス。長きに渡りヨコモドリフトミーティングを支えて頂いた方から、これを機に復活して頂いた方たちなど、様々なドライバーが今回参加して頂けました。RWDクラス初代チャンピオンのBagi~選手が1回戦敗退などの波乱が起こる中、優勝はライフ選手。大本命というプレッシャーが掛かる中、きっちりと最後まで攻め切り、見事、初代チャンピオンとなりました。
【決勝結果 DAY2】
エントリー クラス:優勝 あっくねん 選手・2位 カズマる 選手・3位 ビビリ~さん 選手
Day2のエントリークラスはDay1よりも多くのエントリーがあり、大盛り上がりとなりました。優勝のあっくねん選手は日産栃木自動車学校のRC部に所属しており、普段から大勢の部員とともに練習をこなして、決勝でもきっちりと実力通りの走りを魅せ、表彰台の頂点に立ちました。
スポーツ クラス:優勝 move 選手・2位 ちんあなご 選手・3位 りゅうへい 選手
スポーツクラスのレベルもトップクラスと同様に年々レベルが上がってきており、以前だとクリップに入る回数などがメインで審査を行ってきましたが、今回はそれだけでは差がつかない為、クリップ時の角度や安定度を重視して審査を行いました。上位の選手はクリップを取る確実性はもちろん、審査員への魅せ方も非常に上手く走行させていました。
RWD エキスパート クラス:優勝 ナガシメ 選手・2位 ヒッタ 選手・3位 タケ 選手
Round-103最大参加人数となったRWDエキスパートクラス。このクラスの決勝で2日間の最高得点が出ました。その最高得点を出したのが、ナガシメ選手。2位、3位のヒッタ、タケ選手もキレのある振返しをして高得点を出しましたが、ナガシメ選手は非常にリスクのある、高い車速と角度をキープしつつの振出しを成功させたため、最高得点101.18点をマークしました。
RWD D1 クラス:優勝 ハヤト 選手・2位 KOSEI 選手・3位 ヒカル 選手
今回の決勝トーナメントでNEWヒーローが誕生しました。予選でもトップ通過を果たしたTeamRAURのKOSEI 選手。小学生ドライバーの一人でもあるKOSEI 選手のラジドリ歴はなんと、たったの1年。昨年の夏休みに谷田部アリーナで行われた、サマースクールでデビューし、まだその頃はドリフトするのがやっとでしたが、すでに今回2位。今後の成長が楽しみです。そのKOSEI 選手を抑えたのがハヤト 選手。ヤングドライバーの勢いにも動じず、冷静に走り切り優勝となりました。
AWD D1 クラス:優勝 湘南のせなっち 選手・2位 ライダー 選手・3位 たくじん 選手
RWD D1クラスに続き、AWD D1クラスでも小学生ドライバーが大活躍。昨年度から着実にステップアップしてきた湘南のせなっち。最近では遠征を重ね、ヨコモドリフトミーティング以外の大会にも積極的に参加し追走スキルを磨いてきました。クラッシュを恐れない若さ溢れる走りには会場からも多くの拍手が送られました。
AWD ワールド クラス:優勝 ヒカル 選手・2位 イツKI 選手・3位 ハヤト 選手
1ミスで勝敗が決まるワールドクラス。上位は10~20代が占めるヤング対決となりましたが、その中でもBEST8のイツKI 選手と、ホダカ 選手のサドンデスはミス無しガチンコのバトルとなりました。エンドレスとも思わせたサドンデスを制したのがイツKI 選手。経験の差が大きくでた形となりました。イツKI 選手は勢いそのままに決勝まで進出。対戦相手はヒカル 選手。しかし結果は常勝ヒカル 選手がきっちりと後追いで合わせこみ、ワールドクラス優勝となりました。
次回谷田部開催のスペシャル ラウンド(12月7~9日)のエントリーは11月5日からとなります。またタイヤの規定が変更され、ZR-DRC (HDPE)が指定タイヤとなります。
【コンクール ド エレガンス DAY1】
【コンクール ド エレガンス DAY2】