FAQ
よくあるご質問
ドリフトパッケージに関する質問
スイッチを入れても動きません。どこが悪いのですか?
まずはもう一度取り扱い説明書をご覧いただき、組み間違えがないかチェックしてください。それでも原因が見つからない場合は下記のチェック項目をご参照ください。
□バッテリーは十分に充電され、確実にスピードコントローラーと接続していますか?
□送信機のスイッチをONにし、アンテナは伸ばしていますか?
□スピードコントローラーから受信機、モーター、ステアリングサーボへの配線は確実に行いましたか?
□スピードコントローラーの初期設定は行いましたか?
□前後ギヤボックスの組み付けは確実に行いましたか?
□ピニオンギヤとスパーギヤのバックラッシュ調整はきつすぎませんか?
タイヤの摩耗はどれくらい?
カーペット路面ではほとんど摩耗することはありませんが、やはりアスファルト路面などではトレッド面が削れてしまいます。これはアスファルトの種類や表面のざらつきによっても変わりますが、摩耗が遅ければバッテリー30~40パック、摩耗が早いところでもバッテリー10パック程度は走行できると思います。
ちなみにゼロワンタイヤはスペアのドリフトリング(樹脂リング)も発売していますので、ゴム部分の溝が無くなる前ならリングの交換だけで走行コストを下げることが可能です。
バッテリー1本で何分走行できますか?
バッテリー1パックでの走行時間は、そのバッテリーの電池容量とモーターの消費電力などによって決まります。バッテリーにはたいてい容量の表記(mAh/ミリアンペア)がありますが、その容量が大きいほど長時間走行が可能になります。モーターに関してはターン数(モーター内部に巻いてある銅線の回数)が多いほど消費電流が低く、ターン数が少なければ消費電流が多くなります。ランニングセット標準の1400mAhバッテリーとD1R(27T)モーターなら、アスファルト路面で15分から20分くらいは走行が可能だと思います。
たいていの場合モーターのターン数(T)が多いと回転が遅く、ターン数(T)が少ないと回転が速くなりますので、ターン数が少なくなればそれだけ消費電流も多くなると考えてください。また、路面のグリップが高いとモーターに負担がかかり、消費電流が増える傾向にあります。
ドリフトラジコン(ドリフトパッケージ)を走行させるには何を揃えればいいですか?
ドリフトパッケージのキットには組み立てるためのシャーシとパーツ、タイヤ・ホイール、クリアボディとグラフィックデカールが入っています。このキットとは別に必要なものは下記の通りです。
□コントロール装置
ラジオコントロールカーとして動かすための装置です。構成としてはドライバーが操作する送信機、車際して電波を受信する受信機、モーターを駆動するスピードコントローラー、ハンドルを動かすステアリングサーボ、走行用のモーター、そして送信機用電池と走行用のバッテリー、バッテリーの充電器が必要です。ヨコモからはこれらをまとめてパッケージしたランニングセット が発売されています。(送信機用電池は別売り)
□ボディ塗装用の塗料(ポリカーボネイト専用塗料)
□シャーシを制作する工具
ドリフトパッケージでもグリップさせてタイムレースをすることは可能ですか?
もちろん可能です。ドリフトパッケージのシャーシは競技用ツーリングカーがベースになっていて、いろいろな条件でもパーツ交換することで対応することが可能です。もちろんノーマル状態でもグリップタイヤへの変更だけでグリップ走行は可能ですが、駆動スタイルやサスペンションセッティングを変更すれば、よりスピーディなツーリングカーレースをお楽しみいただけます。
ドリフトコンテスト?
実車のD1グランプリのように、ラジコンでもドリフトの技術を競うコンテストを行っています。ヨコモのドリフトミーティングは実車と同じく審査方式で上位を争うコンテスト、年に4~5回行われ、レベルに合わせたクラス分けで幅広い層のドライバーにお楽しみいただけます。開催場所は主に谷田部アリーナとなりますが、開催予定の1か月前頃からホームページに開催要項を掲載していますので、時々イベント情報をチェックしてください。
ドリフト専用サーキットがあるの?
ライトはどうやって点灯させるのですか?
ヨコモではドリフト用の各ボディにフィットするライトユニットプラパーツを発売しています。まずはボディ塗装時にライト部分に塗料がつかないようマスキングをしておき、塗装後に裏側からライトユニットプラパーツを取りつけます。そこに別売りのアクティブLEDライトユニット(SD-LUF2)などを取りつけ、配線を受信機に接続して完了です。
ライトユニットプラパーツには、あらかじめLEDが装着されているものもありますが、こちらは全点灯状態のみの配線となっており、点滅させるには別途フラッシュユニット(SD-FULS)などをお使いいただく必要があります。
その他にはLEDドアミラーやLED内蔵ステンレスマフラー、アンダーネオンセット、ホイールライトなどもありますので、ナイトランもより楽しく演出することが可能です。
キットが何種類か発売されていますが、どんな違いがあるのですか?
ドリフトパッケージのもっともポピュラーなキットは、D1シリーズとストリートシリーズのボディ付きキットです。通常はこのキットに別売りのコントローラーを搭載し、ドリフトラジコンが完成しますが、すぐにオプションパーツを装着したいという方には、標準でオプションパーツが付属しているボディ無しのキットもご用意しています。これらのオプションパーツ付属キットは、オプション装着後の余分なパーツが出ない分リーズナブルな価格に設定されていますので、最初からある程度高い走行性能が欲しい方には最適といえます。
さらに、シャーシを組み立てるのが面倒、すぐにでもドリフト走行を楽しみたいという方には、ボディとタイヤ/ホイール別売りのコントローラー搭載済み完成シャーシ”ドリフトレーサー”もご用意しています。標準キットとは若干仕様が異なりますが、ドリフトレーサーにプラスして好みのボディ(完成塗装済みもあり)とタイヤ/ホイールを組み合わせ、充電を行うだけで走行開始することが可能です。
オプションパーツって何ですか?
走行音がやけにうるさいのですが?
駆動系のギヤノイズやタイヤの走行音はしますが、あまりにもうるさい場合にはモーターの取り付けをチェックし、スパーギヤとピニオンギヤの噛み合わせに適度な隙間(バックラッシュ)ができるように調整してください。このバックラッシュはきつすぎても緩すぎてもノイズとなりますので、パーツ袋のビニールが1枚挟まる程度の隙間になるように調整するのがベストです。
また、前後ギヤボックス内のドライブギヤが1480ベアリングにきちんと奥まで入っていない場合でも、ギヤボックス内のギヤの噛み合わせがきつくなりすぎ、ノイズとなることもあるようです。ドライブギヤやスプールジョイント外側のシムスペーサーも確実に装着してください。
すぐにスピンしてしまうのですが。
フロントタイヤがまっすぐになっているにもかかわらず、少しスロットルを握っただけでスピンしてしまうようなら、駆動系のどこかが正常に回転していないことも考えられます。まずはスピードコントローラーの初期設定が行われていることを確認、シャーシを持ち上げた状態でスロットルのオン・オフを繰り返し、前後左右のタイヤが正常に回転するか確認してください。特にいずれかの部分に強いブレーキがかかってしまう状態は、パーツの組み間違えなどが考えられますので、モーターを外した状態で各輪がスムーズに回るように調整を行ってください。
ドリフトパッケージはどんな路面で走行できますか?
基本的にフラットな路面であればどんな場所でも走行可能です。お勧めはアスファルトやコンクリート、さらに毛足の短いカーペットでも楽しめます。特殊な例としてはPタイルやフローリング、氷上なんていうのもありますが、路面が傷ついてしまったり、シャーシへの浸水などに十分注意が必要です。
ボディの塗装にはどんな塗料を使えばいいですか?
なぜドリフトパッケージはドリフト走行可能なのですか?
以前からドリフト用タイヤは存在していたのですが、グリップ力が高すぎてスピードが出すぎてしまい、ドリフトと言ってもコーナーで瞬間的にテールをスライドさせるだけのものが多かったようです。リヤ2輪駆動もスピンしやすく、現在のような飛距離のあるドリフト走行は難しいため、一部のマニアが楽しむものとなっていました。そこでヨコモではゴムタイヤに樹脂のリングをはめたゼロワンタイヤを開発、さらにレース用として開発した4WDシャーシMR-4TC SDを組み合わせて、スピードを適度に抑えながらも圧倒的な飛距離を獲得しました。トレッド面が樹脂であるにもかかわらず、ゴムタイヤのベースで振動や騒音を吸収しているため、他では見られないパフォーマンスを獲得しているのも特徴の一つです。
ニッカド・ニッケル水素バッテリーに関する質問
使用限度の目安はありますか?
充電容量が少なくなってきた、充電後の走行時間が短くなってきた、パワーがなくなってきた等の現象が現れてきた場合は、バッテリーの寿命と判断されますので、新しいバッテリーを購入するようにしてください。
ニッケル水素・ニッカドバッテリーの充電方法は?
基本的には、お使いになる充電器の使用説明書に従って、充電を行ってください。ニッケル水素バッテリーを充電する場合は、必ずニッケル水素バッテリー対応と明記されている充電器をご使用下さい。
※ニッカドバッテリー専用充電器でニッケル水素バッテリーを充電することは非常に危険ですので、絶対に行わないでください。(バッテリーが破裂する可能性があります)
また、充電中のバッテリーの温度(発熱量)も高くなりますので、充電中のバッテリー温度を監視する温度センサーを装備の充電器使用を推奨いたします
ニッカド・ニッケル水素バッテリーの使用限度の目安はありますか?
充電容量が少なくなってきた、充電後の走行時間が短くなってきた、パワーがなくなってきた等の現象が現れてきた場合は、バッテリーの寿命と判断されますので、新しいバッテリーを購入するようにしてください。
リチウムポリマーバッテリーに関する質問
バランス充電とはなんですか?また、なぜバランス充電が必要ですか?
一般的に、RCカー用途のリチウムポリマーバッテリーは2セル(※)構造ですが、充電と放電を繰り返しているうちに、セル間の電圧差が揃わなくなってきます。(電圧差が広がる)
この状態が進んでいくと、バッテリーの寿命が短くなったり、パワーが出にくくなったりします。 この、電圧差が生じている状態を充電しながら解消する事をバランス充電と呼ばれます。
※2セルとは、電池ケースの中にリチウムポリマーバッテリーが2個直列に接続された状態のバッテリーを言います。 1セルは3.7Vなので、2セルになると7.4Vの電圧になります。
模型用のリチウムポリマーバッテリーには、1セルから5セル程度までが使用されています。 携帯電話やスマートフォンに使用されているバッテリーも、1セルのリチウムポリマーバッテリーです。
使えなくなったリチウムポリマーバッテリーはどうやって廃棄すればいいですか?
リポバッテリーが入る大きさで500cc以上の水が入るガラス容器、ポリバケツ等に、塩水(水500gに対して塩10g、小さじ山盛り2杯分程度)を準備し、その中にバッテリーを完全に浸してください。約2週間程度で完全に放電します。
電池機能が無くなり発火の危険が無い安全な状態にしてから廃棄して下さい。
※基本的にはバッテリー内部の電気を全て抜き去って、発火の危険性を無くしてから、不燃ごみ、もしくは可燃ごみとして捨てるようにしましょう。(各自治体によって、ごみの分類が異なりますので、自治体の指示に従ってください)
自治体で回収を行っていない場合は、ヨコモで処理致しますので、バッテリー機能を無くし、端子部をテープ等で絶縁した状態で、ヨコモアフターサービス部宛まで返送下さい。 (弊社までの送料はお客様ご負担となりますのでご了承下さい)
※これらの作業は幼児、小児の手の届かない場所で行って下さい。
バッテリーを誤ってショートさせてしまったのですが、まだ使用可能ですか?
ショートに限らず、リポモードでの充電が出来なくなった時、ハードケースが膨らんだり、割れた時には破損状態と考えて、以後の使用は絶対に行わないで下さい。破損したバッテリーは処分して下さい。
バッテリーが膨らみましたが、使用はできますか?
リチウムポリマーバッテリーは破損や劣化が進むと、バッテリーが膨らんだり液漏れなどを起こす事ことがあります。
膨らんだり液漏れを起こしているバッテリーは、すでに内部破損をしている状態ですので、安全のため以後の使用は行わず、適切な処理の後に処分をしてください。
(使えなくなったリチウムポリマーバッテリーはどうやって廃棄すればいいですか? を参照してください。)
接続コネクターとは別に出ているもう一つのコネクターは何のためについていますか?
これはバランスコネクターと呼ばれる物です。バランス充電機能を装備した充電器と接続することでバッテリー内の各セルの電圧を計測することが可能になり、バランス充電を行う際に使用します。
リチウムポリマーバッテリーの○○Cって何ですか?
Cレートと呼ばれ、バッテリー自体がどれくらいの電流を流す事が出来るかを表しています。Cレート表記数値が大きい程、大量の電流を消費するレース使用に適したバッテリーとなります。
4000mAh 30C 7.4V というバッテリーの場合
1C=4A
4A×30C=120A
となり、最大で120Aの電流を流す事が出来るという意味になります。
※1Cとは、そのバッテリーが1時間で充電終止電圧(満充電)、もしくは放電終止電圧(残容量無し)になるような充電電流を言います。
但し一般的にCレートの数値が大きくなると、自己放電(自然放電)の割合が高くなりがちで、保管しておく場合でも定期的に充電容量をチェックし、過放電にならないような管理が必要になります。
リチウムポリマーバッテリーのメリットは?
従来のニッカドバッテリーや、ニッケル水素バッテリーと比較して、軽量、ハイパワー、大容量を実現しています。また、繰り返し使用した時に起こる劣化のひとつであるメモリー効果(使用できる容量が減ってしまう劣化現象)が少なく、長期間良い状態を維持できるのも魅力です。
リチウムポリマーバッテリーの保管方法は?
表記容量の概ね30%~50%程度の容量を確保し、保管袋(通称リポバッグ)に入れて、風通しが良く、火気の無い場所で保管してください。
湿気の多い場所、ショートの心配のある場所、燃え易い物と一緒、またはそれらの近くに置いておく事は危険ですから絶対にしないで下さい。
リポバッグって何?
リポバッグは充電中や保管時に、万が一のバッテリーの破裂や延焼の被害を最小限に防ぐための保管袋です。
リチウムポリマーバッテリーに限らず、乾電池を含めたバッテリー製品は破損や取扱い方法の間違いなどの外的要因のほか、劣化などによる破損で、破裂や延焼などを起こす可能性があります。
特にリチウムポリマーバッテリーは内部に高密度の電力を蓄えますので、安全性を重視し万が一の時の被害を抑えるためにも、リポバッグの使用を必ず心がけください。
リチウムポリマーバッテリーの放電方法は?
ニッカドバッテリーやニッケル水素バッテリーのように、再充電前の残容量を放電する必要はございません。
リチウムポリマーバッテリーを充電する際は、バランス充電を行って下さい。(バランス充電とはなんですか?を参照下さい)
リチウムポリマーバッテリーの充電方法は?
基本的には、お使いになる充電器の使用説明書に従って、充電を行ってください。
リチウムポリマーバッテリーを充電する場合は、必ずリチウムポリマーバッテリー対応、もしくは専用と明記されている充電器をご使用下さい。
リチウムポリマーバッテリー充電のながれ ( 参考例: 7.4V 3500mAh の場合)
①充電器本体の電源を入れる
②充電を行うバッテリーのコネクター形状に対応した出力側コードを、充電器本体に接続する ※重要
③出力側コードとバッテリーのコネクターを接続する
④バッテリーのバランス充電コネクターを充電器本体もしくは、対応するバランスポートに接続する
⑤充電器の設定をリチウムポリマー ( Li-Po )のバランス充電モードに設定する
⑥バッテリーの情報を入力する (参考例の場合は 7.4Vなので2セル / 3500mAhなので3.5A )
⑦接続状態を再確認した後に、接続しているバッテリーをリポバッグに入れる ※重要
⑧充電設定を再確認した後に、充電器の充電開始ボタンを押す
※ 注意点 (必ず厳守してください)
バッテリーの充電中は充電器から目を離さずに、異常が認められた場合の対処ができるようにしてください。
必ず出力側コードを先に充電器本体に接続してから、バッテリー側のコネクターとの接続をしてください。
充電設定のアンペア数は必ず1C設定を守ってください。 高いアンペア数での充電はバッテリーの破損や劣化の原因となります。
充電終了後は逆にバッテリーのコネクターを出力側コードから外した後、充電器本体から出力側コードを外します。 (コードの取扱い順番を誤ると金属端子が触れてショートする恐れがあります)
バッテリーの取扱いには安全のためリポバッグを使用してください。
再充電ができなくなった
リチウムポリマーバッテリーは一般的な乾電池等とは異なり、一定の電圧以上使用すると過放電という状態になって、その後の再使用ができなくなります。
※乾電池やニッカド、ニッケル水素バッテリーのように電力を使い切ることはできません
一度過放電を起こしてしまったバッテリーの復旧は大変危険ですので、必ず適切な処理を行った後に処分をしてください。
(使えなくなったリチウムポリマーバッテリーはどうやって廃棄すればいいですか? を参照ください。)
一般的な質問
ラジコンを楽しむためには何を揃えればいい?
ヨコモのホームページに掲載しているラジコンカーの多くは”キット”と呼ばれるものとなっています。主に車体の中身であるシャーシを中心に、製品によってはボディやモーターが標準で付属していたりします。
各製品の紹介ページには説明文と共に”走行のために必要なもの”という項目を設けて、その製品を走行させるために別途お買い求めいただく必要があるものを列記しています。モーターやバッテリーは種類がたくさんあり、初めてラジコンをお買い求めいただく方には難しい選択となりますが、ヨコモでは初心者におススメのコントローラーセットである”ランニングセット”というものを各カテゴリーに合わせて用意してありますので、キットと併せてお買い求めいただければ最適なシステムとなることでしょう。
周波数(クリスタル)って何ですか?
複数の人が同時にラジコンを操作できるよう、電波の周波数を区切って使われています。この振り分けた周波数の区切りをバンドと呼び、それぞれの周波数帯の電波を発信・受信できるようにするための部品がクリスタル(水晶振動子)です。この周波数は電波法により厳しく管理されていて、地上用ラジコンの場合は27メガヘルツ帯に12バンド(01~12)、40メガヘルツ帯に8バンド(61~75)設定されています。ラジコンを操縦する場合には、近くに同じバンドがいないことを確認してから電源スイッチを入れるようにしなくてはいけません。
2006年頃まではこの20バンド、つまり20台のみが同時走行可能でしたが、最近ではクリスタルが不要な2.4Ghz送受信システムが開発され、更にたくさんのラジコンが同時走行できるようになりました。この2.4Ghzシステムはパソコンの無線LANと同じシステムで、自動的に空いているバンド域を探して使用するため、他の人のバンドを気にせず使えるようになっています。
直進できません。
ラジコンを作るのに必要な工具を教えてください。
キットによって付属する工具がすべて同じではないのですが、一般的には下記のものを揃えておくと制作しやすいと思います。
○プラスドライバー(大)
○プラスドライバー(小)
○カッター
○ニッパー
○ラジオペンチ
○ハサミ
なお、イチロクMシリーズにはホイールナットやプラスドライバーが付属していますので、メカ搭載のための両面テープをカットするハサミがあれば制作可能です。
何歳くらいから操縦することができますか?
操縦だけならかなり小さなお子様でも可能です。但し正しく操作するには送信機が持てる手の大きさが必要になるでしょう。残念ながら小さいサイズの送信機は発売されておりませんので、通常サイズの送信機で操作できるのは小学生低学年くらいからでしょうか。
ラジコンの組み立てに関しては、ネジの締め込みなど力のいる作業もありますから、やはり小学生高学年くらいからが適正年齢といえます。それ以下のお子様は保護者の方にお手伝いいただくことをお勧めいたします。
スピードは何キロくらい出るの?
グリップさせて走る10分の1サイズの競技用ラジコンカーなら40~70kmくらい、ドリフトカーなら20~30kmくらいが一般的な走行速度といえます。10分の1サイズですからこれでも十分なスピード感が感じられ、初心者の方は操縦に戸惑うこともあるかもしれません。最近ではよりリアルなスピードで接近戦を楽しむ提案も行われ、ヨコモでも20km前後のトップスピード(実車なら200km!)で争うスーパースケールカーグランプリを開催、多くの参加者がリアルスケールのラジコンを楽しんでいます。
ちなみにスピードだけを競うラジコンカーの最高速度は、なんと200km以上が記録されています。
何分くらい走れますか?
走行させるカテゴリーや路面状況、使用するバッテリーやモーターによっても大きく変わってしまいますが、たいていの入門用ラジコンカーは10分から15分程度走るように設定されているものが多いです。
走行時間に一番大きく影響するのはバッテリーとモーターですが、バッテリーごとに異なる規格容量(充電できる電力量)が多くなれば長時間走行が可能です。モーターの場合は種類によってスピードの差があり、通常は遅いモーターなら走行時間が長く、速いモーターは消費電力が大きく走行時間が短くなります。ラジコンカーの設定次第では1時間以上連続走行することも可能です。自動車に例えるとバッテリー容量は燃料タンクの容量、モーターの消費電力はエンジンの燃費と考えるとわかりやすいと思います。
ぶつかったら壊れちゃうの?
もちろん速いスピードで壁などに直接ぶつかれば壊れることもありますが、軽いクラッシュや転倒では破損しないような強度で作られています。ボディも防弾ガラスの一部に使われるようなポリカーボネイトという素材でできていますから、簡単に割れてしまうようなことはないはずです。万が一部品が破損したとしても、すべての部品は補修用パーツとして販売をしていますので、パーツ交換や修理を行うことで復元でき、長い間楽しんでいただくことが可能です。
ラジコンはどうやって動いているの?
ヨコモのラジコンは電動カー、つまりモーターをバッテリー(電池)で動かしています。バッテリーの電力をスピードコントローラーという機器に通し、送信機で操作された分の電気をモーターへ流すことにより、モーターの回転数を変えてスピードをコントロールしています。また、同じ電源からハンドルを動かすサーボ(ステアリングサーボ)にも電力と信号を流し、左右のハンドルが切れる量を無段階に、そして滑らかにコントロールすることで、スムーズな走行が可能になっています。
なぜ離れていても操縦できるの?
ラジコンはラジオ コントロール モデルの略、つまり電波を利用して遠隔操作を行う模型です。私たちが操作した送信機の動きを電波信号に変換して発信し、ラジコンカーに搭載してある受信機でその電波をキャッチ、すぐさま電波信号をハンドルの動きやモーターなどの回転に変換して車を動かすものです。
ヨコモ製のような本格的なラジコンカーにはデジタルプロポーショナル方式という送受信システムが利用され、ハンドル(ステアリング)とアクセル(スロットル)の動きを忠実に、無段階に、そして滑らかに動かすことが可能になっています。一般的なラジコンカーは、ハンドルとアクセルの2つのチャンネルで操作する、2チャンネル方式が使われています。
ラジコンはどこで売っていますか?
ヨコモのラジコン製品は全国のヨコモ取扱店にて販売をして頂いています。模型専門店をはじめ、最近ではカー用品店などでもお取り扱い頂くことも多くなりました。お近くの販売店をお探しになるか、インターネットでもオンラインショップがありますので、そちらをご利用ください