YD-2Zのシャーシをベースに、モーターの回転を反トルク方向で使える4ギヤ トランスミッションのSシリーズ用ギヤボックスを搭載したマシンです。
これまでの3ギヤトランスミッションは、フロントの接地感や加速レスポンスなどが大きなメリットであったものの、以前から好評であった4ギヤトランスミッションのご要望も多くいただいておりました。特にグリップの低い状況などで、加速時にリヤを押し下げる方向に力がかかる”モーターの反トルク”は、4ギヤを使い慣れたドライバーにとっても大きなメリットとなるでしょう。
YD-2ZSではアッパーデッキアダプターを新規設計とすることでギヤケースの搭載を実現しています。ベースシャーシはYD-2Zですので、ストレートパックなどのスタンダードサイズバッテリーが搭載できるのもうれしいところです。当然ながらΦ4.8mmのピロボールやドリフト専用スプリングなど、細部も最新仕様にアップグレードされています。
圧倒的なステアリングの切れ角が特徴のYD-2シリーズ。深いドリフトアングルでも高いコントロール性を保ち、迫力のドリフト走行を実現します。
4ギヤトランスミッションとすることで、加速時にモーターから発生する反トルクの力がリヤを下げる方向に働き、リヤタイヤのトラクションが高まる設定です。加速トラクションを得やすく、コーナーの立ち上がりなどで安定感が高まります。
従来のSシリーズでは実現できなかったスタンダードサイズのバッテリーが搭載可能になりました。ホルダーの交換で様々なバッテリーに対応しています。
大型のウレタンバンパーでクラッシュの衝撃を和らげ、シャーシパーツの破損を防ぎます。
車幅やキャンバー角、トー角などが自由に設定できる、セッティング幅の広い足回り。
アッパーデッキはステアリングサーボの倒立搭載にも対応していますので、スライドラック ステアリングシステムを装着しやすくなっています。
モーターマウント プレートの固定位置を変更することで、モーターを前後3ヶ所の位置から選択可能です。これにより重量バランスの微調整ができ、走行する路面に合わせて最適なバランスを獲得することが可能です。
精度の高い樹脂製オイルショックを標準装備。車高調整機能もあり、別売りのスプリングやショックオイルと組み合わせて様々な状況に対応可能です。
ハイマウントアッパーアームに対応したリヤハブキャリア。ロールセンターの設定幅が広く、リヤのグリップ感を柔軟に調整できます。