BD9 セッティングスキル:フロントにリニアスプリングを使用する際の車高調整
キット標準仕様ではフロントに使うスプリングとしてプログレッシブタイプを指定していますが、状況次第ではリニアスプリングがマッチする場合もあります。スプリングの硬さによっても異なりますが、プログレッシブに比べてコーナーの入り口でややマイルドな操作性となるため、安定感を高めたい場合には試してみる価値のあるセッティングです。
ただしリニアスプリングはプログレッシブスプリングよりもスプリング長が0.5mm程長く、そのまま装着すると車高が下がり切らない状況もあるようです。その際はBD7-2014で使われていたショートショック用のスプリングカップ(B7-S3S●680)に交換することで、車高を下げられるようになります。また、ショック下側のショックエンドプラパーツを0.8mmほど短くカットすることでも車高を下げることが可能ですが、その場合は左右の長さをできるだけ揃えるように注意して下さい。あまり切り過ぎるとサスアームとの干渉も発生しますので、慎重に加工するようお願いいたします。