新生チームヨコモDRIFTがE-DRIFT全日本選手権に参戦!
The ”NEW" Team YOKOMO DRIFT participates in the All-Japan E-DRIFT Championship!
日本のRCドリフトの頂点を決めるR.C.D.C主催のビッグイベント”All Japan E-DRIFT Championship”が、中部国際空港セントレアにて11月22日から24日の3日間で開催されました。年々盛り上がりを見せているイベントなのですが、特に今年はこのイベントを目標に普段から練習しているという声も多く聞かれ、イベントのスタイル確立で参加者の意識も向上し、そしてもちろんドライバーのレベルも高く、まさに頂上を決める戦いの様相を呈してきました。
チームヨコモとしては改めて”チャレンジャー”としてこのイベントに参加することになりましたが、昨年の予選でドリフトカテゴリーでも存在感を示した小柳津将之選手、そして同じく中京のトップドライバーとして有名な森田和磨選手、新たにチームヨコモとして活動を始めていただく小学生ドライバー金谷幸晟(こうせい)選手に、香港から来日したティミー・ウー選手を加えた4名での参戦となりました。
そのティミー選手は4WDクラスで快走し、予選初日を7位で通過して決勝に臨みます。決勝トーナメントを順調に勝ち上がり、グランドファイナル4にコマを進め、最終的に総合4位となりました。
予想以上に参加選手のレベルが高くチームヨコモのドライバーもかなり苦戦を強いられたRWDクラス。参加人数も多く、当然ながら注目度の高いカテゴリーとなりました。小柳津選手はパワーフィーリングを細かく調整しながら路面状況に合わせるも惜しくも予選敗退、森田選手は非常に安定したドライビングで注目を浴びるものの、あとわずか0.1ポイントで決勝進出を阻まれるという厳しさとなりました。
そんな中でも金谷選手は会場を沸かせるハイレベルな走りを披露。経験の少なさを全く感じさせない堂々とした走りで、ライントレースの精度を高めて初日の予選を5位で終えて決勝トーナメントへ進出します。決勝でも有名ドライバーとの戦いに臆することなく、安定したドライビングをキープ。緊張して手が震えるというドライバーも多い状況でも、YDSの審査ポイントをしっかりと通過してグランドファイナル4に進出しました。
世界レベルで戦うドライバーが顔をそろえたグランドファイナル4で、まさにチャレンジャーとして挑んだ金谷選手でしたが、初戦の追走1本目でゴール後にマシンが失速、マシントラブルが発生してしまいました。主催者側からできるだけ走行を続けてギャラリーを盛り上げたいという提案もあり、急いで搭載メカを交換するなど対応しましたが、残念ながらスタート時間に間に合わせることができず、無念の敗退で総合4位となりました。
今回のイベントでの成績としてはあまり派手なものではありませんが、新生チームヨコモDRIFTとしては得たものが多く、オンロードカテゴリーで活躍している小柳津選手、森田選手らとの情報交換、若手ドライバー金谷選手の台頭など、今後が楽しみな展開がたくさんあります。また、今回のイベントには参加できませんでしたが、エースドライバーの星光選手は当然ながら世界トップの腕前を持ち、全日本選手権でも間違いなく優勝候補の一人です。まだまだ今後の伸びが楽しみなドライバーばかりで、期待感がぐっと膨らみます。
会場ではヨコモブースも展開し、新製品や注目の製品もご紹介いたしました。特にリヤモーター仕様の新型キット”YD-2R”は注目度が高く、新型の一体型アッパーデッキに対してたくさんのコメントをいただきました。
イベント参加者のデータではヨコモ製品の使用率が圧倒的で、ほとんどのアイテムでトップシェアを獲得しています。エキスパートドライバーに支持していただいているヨコモ製品ですが、この結果におごらず、さらなる製品開発を進めていきます。もちろんトップ層に受け入れてもらえる製品だけでなく、それらを支える幅広いユーザーに向けた製品開発で、RCドリフトカテゴリー全体の発展に貢献していきます。
チームヨコモDRIFTとしての活動とともに、今後のドリフトカテゴリーの製品開発にもご注目ください。イベントにご参加の皆様、大変お疲れ様でした。