ヨコモ GT&2WDツーリングカー 全日本選手権 2017 レースレポート
YOKOMO GT&2WD Touringu car National Championship 2017 -Event Report
11月5日(日)、谷田部アリーナ オンロード グランプリ コースにて、毎年恒例の 『GT 全日本選手権』 と、今年から初開催する 『2WDツーリングカー 全日本選手権』 の2大タイトル戦を行いました。
2WD ツーリングカー全日本選手権では、ヨコモのRWD(リヤ駆動)ドリフトカーをグリップ仕様にしたシャーシのワンメイクで行い、スケールボディを使用する【YD-2TCスケール クラス】と、ツーリング タイプのボディを使用する【YD-2TC クラス】の2クラス制で行いました。
GT 全日本選手権では、定番の30.5Tモーターを使用する【GTストック クラス】と、21.5Tモーターを使用する【GTオープン クラス】の2クラスで行い、全4クラスの全てにタイヤ回転数規制を入れました。
サーキットは前日に変更し、通常のコース レイアウトの逆回りとし、更にバックストレートの距離を短くし、各所を細かく変更するレイアウトで行いました。各選手、グリップ不足に困った様子はなく、1パック目から走行しやすかったようです。今回は100台を超えるエントリー数があり、遠方からも多くの参加がありました。今回初めて谷田部アリーナで走行される方や、レースに慣れていない方の参加も多く、参加者の皆様には、緊張感や喜びや悔しさ他、とても良い刺激になった様でしたので、主催者としましては、「来年はもっと盛大に開催したい」 という思いです。次回も是非ご参加頂けると幸いです。
■YD-2TC スケール クラス 決勝
予選2回のベストラウンドでトップタイムを出した、荒木智敬 選手がポールポジションを獲得。決勝は、Bメイン以下より2名が勝ち上がる方式で行い、Bメインの岡崎祐士 選手と横内義史 選手がAメイン入りを果たした。決勝Aメインは5分間で行い、スタート直後に5番手スタートの鈴木秀俊 選手が4位にジャンプアップ。3番スタートの田邊匡弘 選手が2番の石黒博 選手を綺麗にパス。レース前半では荒木、田邊、石黒博、石黒義信 選手のオーダーとなる。その後石黒義信 選手が3位に浮上。田邊 選手が痛恨のクラッシュで後退。荒木 選手が独走態勢に入ってトップ フィニッシュし、YD-2TCスケール クラスの初代 全日本チャンピオンの称号を手にした。石黒義信 選手が2位、石黒博 選手が3位でゴール。
Pos | Name | Lap | Time | Best Lap |
優勝 | 荒木 智敬 | 14 | 5:07.564 | 20.836 |
準優勝 | 石黒 義信 | 14 | 5:14.692 | 20.995 |
3位 | 石黒 博 | 14 | 5:18.532 | 21.277 |
4位 | 鈴木 秀俊 | 14 | 5:19.516 | 20.746 |
5位 | 岡崎 祐士 | 14 | 5:20.819 | 21.069 |
6位 | 城所 晃太 | 13 | 5:03.263 | 21.255 |
7位 | 田邊 匡弘 | 13 | 5:04.094 | 21.125 |
8位 | 高倉 滋明 | 13 | 5:04.760 | 21.115 |
9位 | 横内 義史 | 13 | 5:06.241 | 21.755 |
10位 | 塙 晃史 | 13 | 5:07.138 | 21.650 |
11位 | 山崎 健次 | 12 | 5:00.259 | 21.495 |
12位 | 土本 祐司 | |||
13位 | 松井 俊雄 | |||
14位 | 今林 利宗 | |||
15位 | 霜田 翼人 | |||
16位 | 田中 太久実 | |||
17位 | 岡崎 雅夫 | |||
18位 | 谷本 陽一 | |||
19位 | 梅野 吉則 | |||
20位 | 高山 雄一 | |||
21位 | 田中 柴乃 | |||
22位 | 佐藤 靖浩 |
■GT ストッククラス 決勝
予選のトップは、井上健 選手。決勝への勝ち上がりを決めたのは、Bメインの渡邊伸久 選手と、Cメインの土本祐司 選手。
8分間の決勝Aメインでは、ポールスタートの井上 選手が、決勝でもスタートから快調に飛ばす。2番スタートの石黒義信 選手と3番スタートの熊谷洋 選手の熾烈なバトルが繰り広げられる間に、井上 選手は独走態勢に入り、GTストック クラスの全日本チャンピオンのタイトルを獲得。2位には熊谷洋 選手、3位石黒義信 選手となった。
Pos | Name | Lap | Time | Best Lap |
優勝 | 井上 健 | 24 | 8:20.138 | 19.667 |
準優勝 | 熊谷 洋 | 23 | 8:03.529 | 20.019 |
3位 | 石黒 義信 | 23 | 8:05.985 | 20.052 |
4位 | 城所 晃太 | 23 | 8:18.658 | 20.123 |
5位 | 渡邊 伸久 | 23 | 8:18.893 | 20.406 |
6位 | 鈴木 健一 | 23 | 8:19.882 | 20.625 |
7位 | 鈴木 秀俊 | 22 | 8:00.819 | 20.477 |
8位 | 山崎 健次 | 22 | 8:01.136 | 20.334 |
9位 | 土本 祐司 | 22 | 8:06.767 | 20.772 |
10位 | 中村 信夫 | 22 | 8:07.092 | 20.538 |
11位 | 田部 誠 | 22 | 8:07.564 | 20.493 |
12位 | 武藤 智広 | |||
13位 | 泉山 匠 | |||
14位 | 山下 拓 | |||
15位 | 関口 比呂志 | |||
16位 | 山口 雅史 | |||
17位 | 作佐部 肇 | |||
18位 | 岡崎 祐士 | |||
19位 | 相原 誠 | |||
20位 | 塙 晃史 | |||
21位 | 山下 秀 | |||
22位 | 高倉 滋明 | |||
23位 | 武田 和久 | |||
24位 | 原田 男 | |||
25位 | 菅谷 恵 | |||
26位 | 松山 成浩 | |||
27位 | 岡崎 善正 | |||
28位 | 米田 誠 | |||
29位 | 佐藤 雅史 | |||
30位 | 佐藤 大治郎 | |||
31位 | 森田 智紀 | |||
32位 | 荒木 智敬 | |||
33位 | 熊谷 純一 | |||
34位 | 秋丸 誉臣 | |||
35位 | 白田 清 | |||
36位 | 村田 秀紀 | |||
37位 | 霜田 翼人 | |||
38位 | 小暮 晃 | |||
39位 | 花香 裕樹 | |||
40位 | 奥村 武蔵 | |||
41位 | 原田 リョウヘイ | |||
42位 | 梅野 吉則 | |||
43位 | 高倉 靖明 | |||
44位 | 横塚 裕光 | |||
45位 | 森田 修司 | |||
46位 | 岡崎 雅夫 | |||
47位 | 三輪 政達 | |||
48位 | 小瀬 清文 |
■YD-2TC クラス 決勝
予選でトップタイムを出したのは、西村健司 選手。決勝でAメインに勝ち上がったのは、Bメインの三浦暁優 選手と久保敬司 選手。
5分間の決勝Aメインでは、スタート直後に5番手スタートの佐藤大洋 選手が3位に浮上し、6番手の中川恵介 選手も上位にジャンプアップ。レース中盤では西村、奥村、佐藤選手の1秒以内の熾烈なトップ争いが続く。その後 奥村 選手が後退し、佐藤 選手が西村 選手をテールツーノーズで猛追するが、西村 選手が逃げ切り、YD-2TCクラスの初代 全日本チャンピオン タイトルを獲得。佐藤 選手が2位、奥村 選手が3位となった。
Pos | Name | Lap | Time | Best Lap |
優勝 | 西村 健司 | 16 | 5:10.711 | 18.193 |
準優勝 | 佐藤 大洋 | 16 | 5:11.976 | 18.312 |
3位 | 奥村 武士 | 16 | 5:13.543 | 18.317 |
4位 | 中川 恵介 | 15 | 5:01.227 | 18.710 |
5位 | 三浦 暁優 | 15 | 5:01.814 | 18.754 |
6位 | 斉藤 雄一 | 15 | 5:01.982 | 18.784 |
7位 | 久保 敬司 | 15 | 5:02.647 | 18.850 |
8位 | 作佐部 肇 | 15 | 5:02.990 | 17.865 |
9位 | 石黒 博 | 15 | 5:08.853 | 18.449 |
10位 | 武藤 智広 | 15 | 5:09.732 | 18.083 |
11位 | 中山 世一 | 15 | 5:14.817 | 18.881 |
12位 | 大山 誠 | |||
13位 | 野本 裕和 | |||
14位 | 村上 司 | |||
15位 | 高倉 靖明 | |||
16位 | 西岡 訓 | |||
17位 | 武田 和久 | |||
18位 | 小瀬 清文 |
■GTオープン クラス 決勝
予選のトップは、仁村俊彦 選手、決勝勝ち上がりは、Bメインの能崎保 選手と井上健 選手。
8分間の決勝Aメインでは、スタート直後に4番スタートの加藤智寛 選手が3位、5番スタートの森田彰 選手が4位に浮上し、6番スタートの奥村 選手もトップグループに入ってくる。3番スタートの鈴木里志 選手もトップを狙える位置にいたが、仁村 選手と松本 選手の上位2台がハイペースで後続車を引き離す。仁村選手と松本選手は、全日本選手権に相応しい、1秒以内の大バトルを8分間にわたって繰り広げ、一度もトップを譲らなかった仁村俊彦 選手が、GTオープン クラスの全日本チャンピオンとなった。
Pos | Name | Lap | Time | Best Lap |
優勝 | 仁村 俊彦 | 27 | 8:10.811 | 17.497 |
準優勝 | 松本 剛 | 27 | 8:12.892 | 17.521 |
3位 | 鈴木 里志 | 26 | 8:01.321 | 17.464 |
4位 | 奥村 武士 | 26 | 8:01.995 | 17.523 |
5位 | 井上 健 | 26 | 8:06.645 | 17.510 |
6位 | 伊藤 卓 | 26 | 8:09.996 | 17.734 |
7位 | 加藤 智寛 | 26 | 8:11.881 | 17.825 |
8位 | 森田 彰 | 26 | 8:13.660 | 17.877 |
9位 | 泉山 匠 | 26 | 8:13.969 | 17.794 |
10位 | 能崎 保 | 26 | 8:14.352 | 17.578 |
11位 | 上田 晴康 | 13 | 4:10.859 | 17.761 |
12位 | 山口 博史 | |||
13位 | 渡部 正宏 | |||
14位 | 土本 祐司 | |||
15位 | 山下 秀 | |||
16位 | 山下 拓 | |||
17位 | 大山 誠 | |||
18位 | 石川 晋一郎 | |||
19位 | 相原 誠 | |||
20位 | 佐藤 裕一 | |||
21位 | 森田 智紀 | |||
22位 | 森田 修司 | |||
23位 | 白田 清 |
ヨコモGT & 2WDツーリングカー 全日本選手権は、来年2018年度も、地区予選から開催致しますので、是非またご参加、日本一を目指してチャレンジして下さい。 又、レギュレーションに関しては、今後も更に工夫を加え、よりイコールなコンディションで選手が参加出来る様に考えていきます。
ご参加頂きました選手の皆様、地区予選を開催して下さったサーキットオーナー様、RCマガジン様、RCワールド様、TNレーシング様、誠にありがとうございました!