ヨコモ グランプリ Round-36 イベント レポート
Yokomo Grand Prix Round-36 Event Report
ゴールデンウィーク最終日となります5月6日 (日曜日)、谷田部アリーナにてヨコモ グランプリ Round-36を開催いたしました!
今回コース変更は行わず、4月末にETSコース サイズに新しく変更しました、オンロード グランプリ コースのレイアウトをそのまま使用しています。
新コースは、ハイスピードから低速の切り返しまで多彩なコーナーを持つハイグリップ カーペット路面となっています。
また今回、1/12スケール クラスの全日本選手権前となることもあり、プレ全日本選手権と称しまして、1/12のストック クラス・オープン クラスも同時開催を行っています。
■スーパースケール SS48 クラス
こちらのクラスのみバックストレートを使用しないショートコースとなり、予選もベストラップ計測となります。
予選でトップタイムをたたき出したのは、☆くん選手。
決勝は4分間の周回レースで、スタートから予選トップの☆くん選手と、予選2位のケロッシ ケロッシ選手の白熱したトップ争を展開。
上位の2選手が3~6位までの選手を全て周回遅れとするハイペースとなり、最終的に僅か0.45秒差の僅差でケロッシ選手がトップでゴールし、2018年初戦のRound-35から2連勝となりました。
1位 ケロッシ 17L 4:10.095
2位 ☆くん 17L 4:10.554
3位 らいじぃ~ 16L 4:04.819
(TQ ☆くん )
■YD-2TC スケール クラス
今大会よりウエイト ハンディを背負った、kuro選手(+25g)とmogyy(+25g)選手がそのハンディをものともせず、予選でそれぞれ2位と3位に入る大健闘するなか、TQはハンディの無い、勝ラジNo1選手がゲット!
決勝レース中の上位3選手のベスト タイムの差は0.4秒以内となり、ワンミスでの順位移動も考えられる展開でしたが、終始安定した走行で4番手以下の選手を周回遅れとし、4分間のレースを予選順位通りの順番でのゴールとなりました。
1位 勝ラジNo1 13L 4:08.534 (R-37以降 全装備重量:1450g)
2位 kuro 13L 4:10.883 (R-37以降 全装備重量:1450g)
3位 mogyy 13L 4:14.298 (R-37以降 全装備重量:1475g)
(TQ 勝ラジNo1)
■YD-2TC クラス
予選TQのKei Racing選手と2番手のKazu Racing選手の2名は、全戦R-35での表彰台獲得で、ウエイト ハンディがそれぞれ25g課せられていますが、それを感じさせぬ快走で決勝でもレースをリードします。
1分過ぎには痛恨のクラッシュで、福井選手がリタイア。
1番手を走行するKei Racing選手は、終始安定したペースで後続を引き離しにかかり、2番手争いが激化しますが、3番手を走行する たけじろう選手がミスによりなかなか順位を上げることができず、結果ウエイト ハンディの2名が予選通りの順位で1着、2着でゴールとなりました。
1位 Kei Racing 14L 4:08.953 (R-37以降 全装備重量:1425g)
2位 Kazu Racing 14L 4:11.788 (R-37以降 全装備重量:1400g)
3位 たけじろう 14L 4:13.698 (R-37以降 全装備重量:1375g)
(TQ Kei Racing)
■GTストック クラス
8分間の長丁場で行われる決勝レースは、スタートからしばらく各車キレイな隊列でのレースとなりました。
2分過ぎの6L目に2番手を走行する ken1選手が転倒し順位を落としますが、次の週には全体のベストラップとなる17.897で挽回を図ります。
その後、1番手から10番手までがほぼ18秒台中盤のタイムを刻み周回を続け、5分過ぎには3番手の選手が2番手に肉薄します。 レース終盤トップから3番手までが1.9秒のタイム差となりますが、たけじろう選手のペースは落ちず、TQ & Winとなりました。
1位 たけじろう 26L 8:08.304 (R-37以降 全装備重量:1030g)
2位 mogyy 26L 8:09.007 (R-37以降 全装備重量:1030g)
3位 キャロさん 26L 8:10.446 (R-37以降 全装備重量:1005g)
(TQ たけじろう)
■GTオープン クラス
勝ラジNo1選手が”YD-2TC “クラスに続いてTQを獲得した”GTオープン クラス”は、決勝スタート直後からクラッシュの多発する荒れた展開となりました。
上位を走行する2台は全戦での表彰台獲得で、ウエイト ハンディが追加されていますが、それを感じさせない快走で、15秒代後半~16秒台前半のタイムを刻み8分間のレースを1番手から7番手までが予選と同じ順位でゴールしました。
1位 勝ラジNo1 30L 8:04.627 (R-37以降 全装備重量:1055g)
2位 上田 晴康 30L 8:07.700 (R-37以降 全装備重量:1055g)
3位 加藤 智寛 30L 8:16.891 (R-37以降 全装備重量:1005g)
(TQ 勝ラジNo1)
■フォーミュラ スポーツ クラス
10台のマシンがキレイな隊列でスタートを切った決勝は、1分30秒頃にTQのかめ吉選手が痛恨のクラッシュで後退。
変わってトップに立ったtamotsu選手が安定したペースで周回を重ね、3分過ぎには2位に2.3秒差まで差をつけ後続を引き離しにかかります。
終盤2番手を走行する飯塚 翼選手のタイムが落ち始め、最終的に2位に3.644秒の大差をつけて、tamotsu選手のトップゴールとなりました。
1位 tamotsu 14L 4:01.433
2位 飯塚 翼 14L 4:05.077
3位 飯塚 望 14L 4:05.968
(TQかめ吉)
ヨコモ スタッフの2選手(広坂・山内)も参加したツーリング クラスは、公式練習から決勝を見据えた超ハイスピードの展開となりました。
決勝ではTQの広坂選手がスタートから独走状態を築きますが、2番手 山内選手と3番手 宮崎選手が、ハイサイドすれすれのハイスピード コーナリングで追いかける緊迫した展開。
レース中盤、山内選手が痛恨のクラッシュで4番手まで順位を落とし、代わって2番手と3番手の選手が広坂選手を追いかけますがタイムが拮抗しその差を詰めることができず、結果2番手に2.329秒の差をつけ、広坂選手がスタートから一度もトップを譲ることなく優勝を果たしました。
1位 広坂 正美 17L 4:01.997
2位 山内 雄広 17L 4:04.326
3位 宮崎 将大 17L 4:07.965
(TQ 広坂 正美)
■トゥエルブ スポーツ プレ全日本 クラス
全日本選手権を控え開催いたしました、プレ全日本選手権1/12ストック クラスは、序盤から全車タイム差の少ない熾烈な争いとなりましたが、路面のグリップも上がっていたことで、ハイサイドによる転倒が相次ぐ荒れた展開となりました。
その中、TQの臼井選手は12秒台中盤~後半の安定したタイムを崩さず、トップを死守し続け、8分間のレースを38L 8:09.364のタイムで、2番手に2.398秒の差をつけゴールしました。
1位 臼井 誠治 38L 8:09.364
2位 川崎 明洋 38L 8:11.762
3位 松本 剛 38L 8:12.486
(TQ 臼井 誠治)
■トゥエルブ オープン プレ全日本 クラス
チーム ヨコモ期待の若手3選手がガチに争うオープン クラスは、予選から激しタイム争いとなりましたが、江袋選手が安定した走りで予選1回目、2回目共にトップ通過。
決勝はヨコモ グランプリ Round-36の最終レースとなり、夕刻のスタートとなりましたが路面のグリップも落ちず、終始ハイペースな展開で世界トップレベルの走りを披露しました。
1位 江袋 兎々 43L 8:06.836
2位 柳沢 利亘 42L 8:03.284
3位 柳沢 良安 41L 8:01.866
(TQ 江袋 兎々)