ヨコモ グランプリ Round-38 イベントレポート
Yokomo Grand Prix Round-38 Event Report.
10月7日の日曜日、茨城県の谷田部アリーナにて、2018年最後のヨコモ グランプリを開催しました。当日は台風の接近も予想され、開催が危ぶまれましたが、台風も反れてまさかの気温30°オーバーの快晴の中のイベントとなりました。今回もグランプリ コースと、スポーツ コースの2面を使って行い、GT各クラス、YD-2TC 各クラスにおいては、11月4日に開催する全日本選手権への出場権利が獲得出来ることもあり、いつもより活気のある雰囲気を感じました。
また、来年度より、オンロード コースを使った、新しいレースの提案として、仕様の異なる6種類のラリーカーを製作し、ラリーカーのデモラン、試乗会、情報交換などを行いました。ヨコモは今後、ラリーカーを使ってのレース開催を検討しています。
今回コースはAOC (アジア オンロード チャンピオンシップ)の開催1週間前で、数日後にコースレイアウト変更が予定されていることもあり、既存のレイアウトを利用した一部ショートカットのコースで開催しています。
【 レース結果 】
■SS48 クラス 決勝
SS48ブラシ モーターを使用するこのクラスのみ、スポーツ コースでの開催。決勝では前戦Round-37の初優勝で勢いに乗るJ☆P~!! 選手が、ポール ポジションからフライング ギリギリのスタートで飛び出し、アッキー選手との激しいバトルを展開。1周約10秒の中に8台が走るため、いかに他車との接触を最小限に抑えられるかが勝利へのカギとなるこのレースで、アッキー選手がラップ マーカーと接触し少し遅れる。しかしアッキー 選手は果敢な走りで、J☆P~!! 選手の背後に食らいつき猛アタック。上位2台は、共に他車とのクラッシュによりそれぞれタイムを落とすが、終始サイド バイ サイドのバトルを繰り広げ、どちらが勝ってもおかしくない状況の中、最後はアッキー 選手が逃げ切って優勝を決めました。
優勝:アッキー 23L.4:09.722
2位 :J☆P~‼ 22L.4:01.776
3位 :えひ~ 22L.4:08.225
4位 :ケロッシ 21L.4:04.623
5位 :ノリック 19L.4:07.926
6位 :らいじぃ~18L.4:07.212
7位 :リョウスケ14L.4:04.089
8位 :ユウマッチ 1L.0:44.255
(予選1位:J☆P~‼)
■YD-2TC スケール クラス 決勝
2番手スタートのkuro 選手が抜群のスタート見せ、ポール ポジションからスタートの勝ラジNo1 選手の前に躍り出ます。3番手スタートのmogyy 選手がクラッシュで後退したこともあり、kuro 選手と勝ラジNo1 選手が3位以下を大きく引き離し、テール トゥ ノーズ状態でレースは進行します。その後 勝ラジNo1 選手がまさかのクラッシュで横転し、kuro 選手が楽な展開になったかと思いきや、勝ラジNo1 選手が最速ラップ タイムを出しながら怒涛の追い上げを見せ、kuro 選手の背後まで追い上げる。残り1分を切ったところで、勝ラジNo1 選手がトップに返り咲き、激しいデットヒートの末わずか0.3秒差でトップ ゴールとなりました。
優勝:勝ラジNo1 16L.4:04.262
2位 :kuro 16L.4:04.649
3位 :mogyy 15L.4:00.657
4位 :うめ吉 15L.4:02.283
5位 :393 15L.4:09.811
6位 :Autoliv 15L.4:11.915
7位 :kiyo 15L.4:12.786
8位 :ヨシダ 14L.4:00.424
9位 :ぐるぐる 14L.4:10.606
10位:ヤス 14L.4:14.241
(予選1位:勝ラジNo1)
※Round-38特別規定により、15位までが11月4日の本戦権利獲得
11位:ダンボール1号/12位:高倉 滋明/13位:タコクラ二号/14位:らいじぃ~/15位:バナナ佐藤
■YD-2TC クラス 決勝
3番手スタートのたけじろう 選手が、1周目のコーナーでひっかかり後退。ポールポジション からスタートのKei 選手を先頭に、393 選手、そして追い上げる たけじろう 選手が1秒未満の等間隔でレースは進行。393 選手と たけじろう 選手が熾烈な2位争いを繰り広げる中、終始安定した走行で、2位に3秒もの大差をつけたKei 選手が優勝。
優勝:Kei Racing :17L.4:03.026
2位 :393 :17L.4:06.427
3位 :たけじろう :17L.4:06.725
4位 :kuro :17L.4:07.404
5位 :Kazu Racing:17L.4:11.898
(予選1位:Kei Racing)
■GT ストック クラス 決勝
このクラスの決勝は8分間の長丁場。全車綺麗なスタートで、トップから5位までが予選の順位で1周目をクリア。キャロさん 選手が少しリードし、3番手からスタートの 和泉 選手が、2番手スタートの のぶねん 選手のミスの隙をつき2番手に浮上。mogyy 選手も3位に浮上し、トップ争いはキャロさん 選手、和泉 選手、mogyy 選手の3名に絞られる。そしてレース終盤に差し掛かったころ、キャロさん 選手がラップ マーカーと接触した間に、和泉 選手が急接近。勝負は最終ラップまでもつれ込みましたが、キャロさん 選手が0.3秒差で逃げ切り、前戦のRound-37に引き続き優勝を果たしました。
優勝:キャロさん :33L.8:07.841
2位 :和泉 卓至 :33L.8:08.216
3位 :mogyy :33L.8:09.789
4位 :Kei Racing :33L.8:14.800
5位 :山下 拓 :32L8:01.072
6位 :ken1 :32L.8:01.245
7位 :Kazu Racing :32L.8:03.709
8位 :山下 秀 :31L.8:02.005
9位 :のぶねん :30L.7:29.970
10位:田部 誠 :30L.8:12.453
(予選1位:キャロさん)
※Round-38特別規定により、15位までが11月4日の本戦権利獲得
11位:まこっちゃん/12位:kiyo/13位:はるひこ/14位:西沢/15位:タコクラ二号
■GT オープン クラス 決勝
このクラスも8分間のレースとなります。スタート直後、2番スタートの勝ラジNo1 選手が、ポールポジション スタートの上田 選手に衝突し、上田 選手が4番手まで後退。上田 選手はすぐに1台を追い抜き、キャロさん 選手、勝ラジNo1 選手、上田 選手の3台が団子状態でレースをリードします。その後 キャロさん 選手がオーバーランした隙に、勝ラジNo1 選手と上田 選手が前に出ますが、 勝ラジNo1 選手の痛恨のミスにより、上田選手がトップに立ちます。予選から絶好調の上田 選手は、前がいなくなったことで、自身の走りができるようになり、毎周ベストラップを叩き出しながらリードを広げてトップゴールしました。
優勝:上田 晴康 :37L.8:06.173
2位 :勝ラジNo1 :36L.8:01.861
3位 :ぐるぐる :36L.8:08.427
4位 :キャロさん :36L.8:11.250
5位 :山下 秀 :36L.8:13.236
6位 :山下 拓 :34L.8:04.467
7位 :YAM3 :34L.8:07.702
8位 :鈴木 健二 :33L.8:00.536
9位 :まこっちゃん:33L.8:16.704
10位:ダンボール1号:30L.8:07.086
(予選1位:上田 晴康)
■フォーミュラ スポーツ クラス 決勝
1位~4位までが予選順位で1周目を通過し、 メンディ 選手とかめ吉 選手が軽くヒットしながらの熾烈なトップ争いを展開。メンディ 選手がバックマーカーと絡んだところに、かめ吉 選手が衝突。メンディ 選手がバランスを崩したその隙に かめ吉 選手、tamotsu 選手が前に出ます。メンディー 選手は3位に後退するが、tamotsu 選手がラップマーカーとクラッシュした隙に2番手に浮上。その後のラップマーカーとの絡みの隙をついて、メンディー 選手が再びトップに浮上してそのままトップでゴール。
優勝:メンディー :17L.4:01.713
2位 :かめ吉 :17L.4:07.405
3位 :ken1 :17L.4:09.005
4位 :tamotsu :17L.4:09.310
5位 :和泉 卓至 :17L.4:13.328
6位 :やまぐち :17L.4:13.652
7位 :タシロトキン:16L.4:02.846
8位 :ヨシダ :15L.4:05.669
9位 :MR110 :15L.4:14.400
10位:佐久間 大蔵 :14L.4:11.238
(予選1位:メンディー)
■コンクール ド エレガンス