
低重心のレーシングマシンを彷彿とさせるBD12に、ハイグリップ カーペット路面に最適なアルミシャーシ仕様です。
モーターのスリット位置やリヤの肉抜きを最適化した新設計アルミシャーシで、BD12の重心位置をさらに下げ、ハイグリップ路面でのハイサイドを防止してコーナーリングスピードを高めます。リヤの安定感を増すA.T.F.(アクティブ・トップデッキ・フレックス)やリヤトーコントロールなどとの相性も良く、安定したステアリング特性を獲得することが可能です。

BD12のモーター位置に合わせて最適化した高剛性アルミ製メインシャーシ。グラファイト製のシャーシに比べて重量があり、低重心化を促進させることが可能です。もちろんスリットなどにもベベルエッジ処理を行い、高級感のある仕上がりとなっています。

メインシャーシ以外の部分はグラファイト仕様と共通です。オプションパーツも共通となりますので、ソフトタイプの1.5mmアッパーデッキや、剛性の高い真鍮製センターステフナーなどと組み合わせることで、シャーシフレックスの調整が可能となっています。

サスペンションや駆動系はBD12グラファイトシャーシ仕様と共通です。すでに発売済みのオプションパーツも装着可能。

グラファイト製のサスアームも樹脂製アームに比べて重量があり、タイヤのトラクションを高める効果があります。

昨今の軽量ボディではフロント部のダウンフォースでボディとタイヤが干渉するケースも多いため、フロントハブキャリアにステフナーを装備することで失速を防いでいます。

通常は一体型で構成されているアッパーデッキを前後で分割し、センター部分の剛性をモーターマウントで補っている新しい構造。低重心化を促進して運動性能を高めています。

アルミシャーシ上面はベベルエッジ処理を行い、美しい仕上がりとなっています。

マルチリンク構造のR.T.C.が標準で装備され、マシンの旋回性能を変化させることが可能です。

走りの要となるダンパーの構造をさらに見直し、従来比で約2mmのショート化を果たしたダンパー。

スプリング下側のカップにはベアリングを装着し、サスストローク時にスプリングがスムーズに作動することで、特にストローク初期のグリップ感を高めています。