RCDC 2018年 E-DRIFT 全日本選手権・ AWD / RWD両クラス 共にヨコモ優勝、上位独占!
Team Yokomo dominated RC Drift Japan Nat’s for both RWD/AWD class.
日本のRCドリフトカーの頂点を決める RCDC 2018年 E-DRIFT 全日本選手権が昨年に引き続き、愛知県の 中部国際空港 セントレア ホールにて11月23日から25日の3日間開催されました。
全国各地の予選会を勝ち抜いた、AWDクラス / RWDクラスの延べ153名の代表選手達が集い、3日間に及ぶ激戦が繰り広げられました。
今年はコース サイズが小型化されたこともあり、テクニカルなレイアウトで難易度も高く、スピードの乗せ方や振りの鋭さ、動きのスムーズさなどの審査基準も細かく明確に設定され、予選に先立ち行われた審査説明の通り非常にレベルの高い走りが求められました。
また今年は大会用の本コースに加えて、参加者が入念な準備ができるようにと練習コースも併設されたことで、各選手緻密なセッティングが可能となったことも、例年以上にハイレベルな大会となった要因と考えられますが、選手には練習コース設置に加えて、審査精度の高いコンピュータ映像採点システムYDSの採用が公平性の面でも高く評価され、新時代のドリフト競技会と大変好評でした。
24日から行われた予選では、初回からレベルの高い走りで接戦が繰り広げられ、まさにワンミスが命取り。 予選通過のボーダーが非常に高く、守りに入ってはいられない状況でしたが、ドリフトの振出角度の採点に多くの選手が苦戦する中、ヨコモ製シャーシを使用する多くの選手はマシンの持つ高い走行性能を活かして、チーム員・プライベート選手共々ハイレベルなドライビング スキルで果敢に攻めの走りを披露‼
ベスト16トーナメントには、ヨコモ車 AWDクラスは12選手、激戦のRWDクラスでも10選手が進出。
決勝の追走トーナメントでもヨコモ製シャーシを使用する選手は強さを見せつけました。優勝決定戦となるグランドファイナル4 (ベスト4選手に)よる総当たり戦でも、AWDでは全てヨコモ製 シャーシの4選手(吉波 選手・川上 選手・石島 選手・神林 選手)による、まれにみるシビアな戦いとなりましたが、チーム ヨコモのトップメンバー 吉波 選手が優勝、次いで川上 選手 準優勝、特筆すべきはヨコモや他社のチーム員を押しのけて、プライベート参戦の3位 石島 選手、4位 神林 選手の2選手が堂々の嬉しい入賞を果たしてくれました。おめでとうございます。そしてありがとうございました‼
その後も波に乗った吉波 選手の勢いは衰えず、RWDクラスでも激戦を制し、両クラスでの全日本チャンピオンの栄冠に輝き、メイン カテゴリーとなるRWDクラスでの優勝により総務大臣杯も授与されました。 おめでとう‼
今大会において吉波 選手は、追走での後追いが勝負の決め手と判断し、リーダーの走行に対してしっかりと近距離かつ一定の距離を保ったままスタートからゴールまで走りぬくことに最大限意識を集中をして走行したとコメントしています。
2位には今年からチームヨコモに加入したニューカマー、札幌から参戦の北野 神 選手が入賞。3位には和歌山から参戦のヨコモ車ユーザー、大西 亮 選手が並みいるワークス選手勢を抑えての大健闘! ヨコモ車使いがRWDクラス表彰台の1-2-3を独占‼
本大会ではAWD参加者40名中52.5%となる21台がヨコモ製シャーシを使用、RWDクラスでも46.15%となる54台のヨコモ シャーシを使用するユーザーが猛威を振るい、 AWDクラス / RWD両クラス共に、ベスト8中6台がヨコモ製シャーシを使用していました。 YD-2 / YD-4シリーズの圧倒的な戦闘力の高さとユーザーの方々の実力の高さを改めて証明致しました。
選手の皆様、おめでとうございました。 そしてありがとうございました。
ヨコモは今回の勝利に奢ることなく、今後も優れた製品作りに取り組んで参りますので、今後とも宜しくお願い致します。
AWD クラス | シャーシ | ESC | モーター | ジャイロ | RWD クラス | シャーシ | ESC | モーター | ジャイロ | ||
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優勝 | 吉波 隼 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | 吉波 隼 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | |
2位 | 川上 哲弘 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | 北野 神 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | |
3位 | 石島 帆高 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | 大西 亮 | YOKOMO | HOBBYWING | TRION | YOKOMO | |
4位 | 神林 亘 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | 北野 空 | RC-ART | ACUVANCE | ACUVANCE | YOKOMO | |
5位 | 杉澤 勇介 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | 石井 亮 | OVERDOSE | ACUVANCE | ACUVANCE | OVERDOSE | |
6位 | 高橋 健 | OVERDOSE | ACUVANCE | ACUVANCE | OVERDOSE | 松岡 忍 | YOKOMO | SANWA | MUCHMORE | D-LIKE | |
7位 | 三浦 慧 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | no used | 峰岸 誠一 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | |
8位 | 片岡 靖雅 | STREET JAM | SANWA | SANWA | SANWA | 梶田 竣介 | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO | YOKOMO |
優勝した吉波 選手が使用したマシンは、AWD クラスでは、フロント ミッドシップ の走行特性を好むことからYD-4を選択。フロント / リヤ共にAアームを装着することで、フロントの切れ角アップと、リヤのキャンバー角 / トー角のセッティングの幅を広げ、本大会のRの多いテクニカルなコースを攻略。
RWDクラスではYD-2SXをベースに、フロントの剛性感と荷重のかかりを重視して、アッパーデッキが装着可能なYD-2E用のグラファイトをメインシャーシに使用。フロント周りには、新発売となるラウンドリィ スライドラックを装着。更に12月末に発売のDP-302V4 革新の次世代 ステアリング ジャイロを装備。スムーズで安定したステアリング特性と高い戦闘力で優位に立ち、見事栄冠に輝きました。
また、今大会で2カテゴリー優勝をしました、吉波 選手を始めとするチーム ヨコモのドライバーは、12月7日から9日まで谷田部アリーナで開催致します、”ヨコモ ドリフト ミーティング スペシャル ラウンド2018”ワールドクラスに出場します。 トップ ドライバーの走りや、マシンのセッティングやテクニックなどを、まじかにご覧いただけるチャンスです! また、海外のトップドライバーも多数参戦‼ ぜひご来場ください。