走行前の準備を整えて、まずは直線を主体にした走行を開始します。マシンの調整によってはハンドルを離した状態でも左右どちらかに偏ってしまう場合があるので、送信機(プロポ)のステアリングトリム調整(ハンドルの右側のL/Rのボタン)を押して、マシンがまっすぐ走るようにします。
スロットル(アクセル)の操作に慣れたら、ステアリング(ハンドル)を切ってUターンするなど、だんだんオーバル円を描けるように練習してください。
スロットルやステアリングの操作はできるだけゆっくりと行うことで、マシンが暴れるのを防ぐことができます。
今回使用したパーツ
さぁ、いよいよドリフト走行にチャレンジします。目印に置いた2つのパイロンをオーバルで走行し、ハンドルを切っているときにスロットルを多めに入れてみましょう。スロットルを入れるタイミングや量がつかみにくいですが、反復練習を重ねて慣れることで手ごたえが分かってきます。
さらに慣れてきたらドリフト中にスロットルの握り具合を維持することで、連続的にドリフト走行ができるようになります。
8の字走行でも同様に、最初は8の字のラインをグリップ走行で走り、だんだん曲がるきっかけでスロットル量を多く入れて、ドリフト走行に持ち込みます。スロットルを一定に保つとドリフトしたままコーナーリングが可能になりますので、できるだけ長くドリフトが続くように練習してください。最終的には8の字全体でドリフト走行をつなげられれば、コースでも走行できるようになります。
今回使用したパーツ
5つのパイロンを設置して、複合的なコースを練習します。まずはグリップ走行で走行ラインをイメージし、だんだんコーナーでドリフト走行ができるように操作します。マシンがスライドしたときには搭載しているステアリングジャイロが補助してくれますので、あわててハンドル操作をしなくても大丈夫。慣れてきたら2つのコーナーをつなげ、さらに全体をドリフト走行できるように練習しましょう。
コースのライン取りを複雑にしたり、反対周りの走行もすれば応用力が身に付きます。
今回使用したパーツ
走行後にマシンのメンテナンスを行うことで、次回以降の走行が快適になります。走行時にできたトラブルを放置してしまうと、故障などの原因となりますので、簡易的に目視で確認するだけでもOKです。
ギヤの摩耗や破損、サスペンションの動きの確認、タイヤの回転がスムーズかどうかなど、実際に動かしながらチェックできればより良いと思います。