スーパードリフトSD3.0まもなく登場!
SuperDrift SD3.0 coming soon!
SDR-030 スーパードリフトSD3.0 (ブラック/ブルー/パープル/レッド) ¥75,000(税別)
最新のドリフトスタイルを具現化すべく、スーパードリフトSD3.0が新登場!リヤトラクションを高めながらも、運動性能を維持するフロントへの荷重を意識し、エキスパートが好む旋回性を実現しています。また、ステアリングワイパーを前傾させた新設計のステアリングシステムは、ステアリング作動時のタイロッドの角度変化を抑え、コーナーリング中の安定感を高めています。
その他にも剛性バランスの見直しなどを施し、競技からフリースタイルまで、トップドライバーの要求に呼応するパッケージとなっています。
SD3.0は4色のアルマイトカラーをラインナップ。スタンダードのブラックに加え、限定のブルー、パープル、レッドからお好きなカラーをお選びいただけます。ドリフト関連のパーツは既存のものも含めてカラーアルマイトパーツを増やしていく予定となっていますので、カスタマイズもさらに楽しくなることでしょう。
SD3.0の最も特徴的な部分は新開発のステアリングシステム。エキスパートに好まれるステアリングワイパー+センターリンクの構造としながら、ステアリングベースに前傾角を付けることで、ステアリング作動時にタイロッドが上がる方向に動作します。ステアリングブロック側(タイロッド外側)も作動時には上がる方向に動きますので、余計なトー角の変化を避けることができ、結果的にニュートラルなステアリングフィールを実現しています。
コーナーリング中のサスストロークによるバンプ変化も抑えられるので、スロットルをあおったときでも姿勢変化が起きにくく、安定した挙動でより攻撃的な走りが可能になります。
シャーシのねじれ剛性に関しても注視して開発を行っています。フロントバルクヘッド後側のアルミ製ブレースは、従来よりも固定位置を後側にすることで、フロント周りの剛性を大きく高めています。これによりフロントのトレース感を高め、タイヤの引っ掛かりも防止。
シャーシ中央にもポストを設置し、アルミ製のサーボステーもアッパーデッキとのポストとして取り付ける形状になっています。これらポストの固定でシャーシの剛性を好みに変えることができ、操作スタイルにもアジャストしやすくなっています。
アルミ製のバルクヘッド自体は従来と同じであるものの、搭載位置をやや後寄りとしています。入門向けのRD2.0ではリヤグリップ確保のため、かなり搭載位置が後寄りでしたが、SD3.0ではオーバーハング重量の低減や運動性能などを考慮し、3mmほどの移設としています。
バッテリーやモーターの重量もリヤ車軸にかかる設定で、さらにユニバーサルシャフトの角度が付くことでトラクションを高める効果があり、安定感と旋回性のバランスを極めた重量配分となっています。
昨今のドリフトマシンのトレンドとして、モーターの搭載位置を低めに設定することが多くなりました。荷重バランスやメカニカルトラクションでリヤグリップが大幅に高まっているため、モーターをハイマウントにするメリットよりも、ローマウントで運動性能を獲得することが重要になるようです。
SD3.0では当然モーターの位置も変化させられますので、路面状況に合わせてバランスを変えるセッティングポイントとして活用可能です。さらにリヤバルクヘッドの組み換えで3ギヤ・4ギヤを選択できるので、モーターの反トルク設定で好みの特性を探すのも良さそう。