
ツーリングカーに求められる性能を一つだけ挙げるとするなら“速さ”であるものの、それを引き出すための要素は数限りなく存在する。ただタイヤを速く回すだけではない、レースを通してサーキットを駆け抜ける速さこそが本物の証。
マスタースピードMS2.0は構成するコンポーネンツの90%を新設計し、路面状況やタイヤグリップも含めたマシンバランスを設定。低重心化とマスバランスでコーナーリングスピードを高める中で、コントロール性能を重視したレーシングバランスを実現しています。瞬間的なスピードだけではない、レースタイムを走り終えたときの充実感をドライバーにもたらします。
<NEW SPECIFICATION>
前後バルクヘッド
フロントショックステー(ローマウント)
リヤショックステー(アクティブショック)
42T フロントスプール&リヤデフ
センタープーリー
サーボマウント(低重心型)
アッパーデッキ (ロングタイプ)
ロアサスアーム (ロングタイプ)
ロングリンクアッパーアーム
前後アルミ製ナックル

※写真は組み立て参考例です。
※ キットには2チャンネルプロポセット(送信機、受信機、スピードコントローラー、サーボ)バッテリー(Li-po2セル)、充電器、モーター、タイヤ・ホイール、ピニオンギヤ(64ピッチ)、ツーリングカー用ボディ、ポリカーボネイト用塗料等は含まれません。別途お買い求めください。
*The kit does not include body, wheels, tires, motor, batteries ,pinion gear, and other R/C electrics.

前後のアクスル軸を高くし、タイヤの中心からユニバーサルシャフトが直線になるように設計。駆動効率が高まるとともに、サスペンションをスムーズに作動させることが可能です。

ローマウントされたフロントショックステーで、コーナーのターンインをさらにシャープに仕上げることが可能。

リヤショックはサスアーム前側にショックボディを取り付ける形式となり、オーバーハング重量を軽減して旋回をクイックに仕上げ、素早い加速体勢を作ります。
また、リヤショックはリバウンド側にフリーに動くアクティブショックとなり、荒れた路面でもリヤの接地感を高めて安定走行が可能です。

前後プーリーは42Tに大径化して駆動効率を向上させています。

前後のプーリーに合わせてセンタープーリーも21Tに大径化。ベルトのたわみを減らしてスムーズな駆動に仕上がります。
また、アルミ製のモーターマウントもコンパクトなシルエットで、上部の形状変更によりピッチング剛性も高めています。

サーボ前側にサーボマウントステーを配置することで、大幅な低重心化を果たしています。アルミ製ですので十分な剛性を確保し、ステアリングレスポンスも高まります。

セパレート式のアッパーデッキは前後共にロング化され、ピッチング剛性を維持しながらロールフレックスを柔らかめに仕上げてあります。モーターマウントへの固定は段付きビスを使用していますので、固定を1本のみにするとねじれ剛性が柔らかくなり、ロール特性を変更することが可能です。

前後アッパーアーム・ロアアームをロング化。 ロングスパンサスアームはハイグリップタイヤ使用時でもマイルドなステアリングフィールで、タイヤへの負担も少なく、メカニカルトラクションの高さを有効に活用することができます。
数量に制限のあるコントロールタイヤのレースでもアドバンテージを得ることが可能です。

アルミ製のナックルを標準装備し、高精度なライントレースとレスポンスを確保しています。アルミの部分は前後共通で、グラファイト製のアーム部分のみ前後で形状が違います。